幹事長インタビュー

IMG_1087(早稲田大学早稲田キャンパスにて)

2015年度後期幹事長を務める山口宇彦会員にインタビューを行いました。インタビュアーは報道幹事です。

Q1 山口幹事長の生い立ちをお聞かせください。

千葉県船橋市の郊外で生まれ、北海道の長沼町という田園風景の広がるのどかな町で小学校時代を過ごしました。小学校のクラスメートは学年合計10人ほどで、のんびりした環境そのものでした。
中学校からは親元を離れて生活してみたいという思いから、開校したばかりの北海道登別明日(あけび)中等教育学校に通い始めました。歴史の浅さゆえに、先生、生徒ともに開校の精神である「明日を創る」という言葉に表されるチャレンジ精神を強く持っていて、私もそんな自由な環境で個性豊かな友人と一緒に時にまじめに時に楽しく過ごしました。
そんな平凡そのものだった学校生活が変わったのは、5年生(高2)の夏休みです。「高校生のための日本の次世代リーダー養成塾」というサマースクールに参加し、各界の著名人の講義や全国の志高い高校生との議論を通じて、この日本をもっとよくしたいと漠然と思うようになり、そのために私自身もっと成長しなくてはならないとの思いから、生徒会長に立候補し、生徒会活動をしつつ勉強にもさらに熱が入りました。そしてOB・OGである両親の影響もあって、多様な人材が切磋琢磨しあうという校風に魅かれ、早稲田大学に入学して現在に至ります。

Q2 雄弁会に入った理由と雄弁会の良さについて教えてください。

生い立ちで説明した通り、多様な人材が切磋琢磨しあう環境にあこがれ早稲田大学に入学したので、政界やマスコミにたくさんの人材を輩出してきたという、雄弁会には自然と興味を持ちました。そして新歓に赴いてみると、先輩方が一年で何もわからない僕らと真摯に議論してくださり、なおかつその議論のレベルの高さに衝撃を受けました。私もこういった先輩方に近づきたいと思い、入会を希望しました。
雄弁会の良さは、会員一人ひとりが自らの活動に真摯に向き合う姿勢にあります。徹底的な議論を繰り返し、自らの理想社会像や問題意識を決めたうえで、長い時間をかけ研究や弁論を行っていくという有意義な活動を会員一人一人が主体的にしているのです。この活動を通して得られる深い考察のうえに社会の変革を訴えることは、現代社会に間違いなく求められている力です。この力を仲間と切磋琢磨しながら得られるのは雄弁会の他にはないオンリーワンの魅力だと思います。

Q3 どのような雄弁会にしたいか、意気込みとあわせて教えてください。

現代社会はグローバル化や成熟化の影響でますます複雑化し、問題の解決が困難になってきています。そういった中で求められるのは、社会について的確に分析したうえで問題解決のための政策を立案・実行していくことです。
その実現のためにも私は雄弁会の各会員に本を読んで知識を獲得する、会員間での議論を通して自らの施行を深めるにとどまらず、もっと外の社会に視野を広げてほしいと考えています。できるだけ社会問題が起こっている現場を実際に目で見て判断し、そのうえで自らの当為、そしてその実現のための政策を実際に訴え人々の心を動かし、解決をするという活動を実行してほしいのです。確かに所詮学生の身分ですから、私たちにできることは限られていますし、無力感を味わうことでしょう。しかしその無力感を味わってもなお、自らの意思に従って継続的に努力できるかが社会変革者の姿勢として試されるものです。各会員には実際に社会に出て無力感をかみしめつつそれを乗り越えようとする姿勢を持っていただければと思います。

Q4 それでは、最後に一言お願いします。

私の座右の銘としている言葉に「修己治人」という言葉があります。孔子の言葉で「自らの人格を磨き、その人格をもって人々を統治しなければならない」という意味があります。私はこの言葉こそが社会の変革を志向する人が胸に刻み続けなくてはならない言葉であり、雄弁会もこの言葉を念頭に置き普段の活動をしなければならないと考えております。私は雄弁会幹事長として、何より自らが率先して「修己治人」を体現するという覚悟をもって、雄弁会を率いていきたいと思います。そして半期の任期を終えた暁には、雄弁会がますます社会から必要とされ、その活動もさらに質を高めていければと思います。

以上です。ありがとうございました。

(文責:宇佐美)

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