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新歓イベント -後半-

本日も新歓イベントの様子をお届けします。
去る4月13日、4月19日に新歓イベントを実施いたしました。

4月13日は、天野会員・野村会員が模擬弁論を行いました。
天野会員は、現代の国際関係について弁論を行いました。
野村会員は、『革心』との演題のもと、模擬弁論を行いました。まず、世界中で起きている紛争について言及したうえで、他人のために行動することの意味について説いていました。

4月19日は、原会員・天野会員が「日本の将来を考える」をテーマに研究発表を行いました。
原会員は、特にエネルギー問題に着目して発表を行い、新入生との間で活発な議論が交わされました。
天野会員は、アメリカのトランプ政権の人事など、最新の世界情勢に基づいた発表を行い、新入生の興味を集めていました。

以上で新歓イベントは終了してしまいましたが、もうすぐ合宿もありますし、今後も入会希望者は常に受け付けていますのでお気軽にtwitter、LINE@、本会公式Eメール(wasedayuben@gmail.com)までご連絡ください。

(文責:原)

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幹事長インタビュー

Q1. 天野幹事長の生い立ちをお聞かせください。
大阪府堺市、大阪刑務所の側で幼少期を過ごしました。誰がどう見ても「変な子」だった私は、環境も相俟って思いっきりいじめられました。世間は厳しいですね。親の転勤で大阪市内に引っ越してもいじめられたので私に問題があったのだと思います。それでも、何人か本当に大事な友達もできて、誠意は伝わるのだというのも知りました。小学生の頃から映画や小説といった「物語」が好きで、いつかそれを作る仕事に携わりたいと思っていました。
その後、大阪桐蔭中学校・高等学校に進みます。中学時代は先生や友人に恵まれ、小説を書いたり、友人と映画を作ったり、あるいはディベートに興じてジャッジと喧嘩したりしていましたが、高校では学校との軋轢や自分自身の迷いもあって不登校になり、結局3年に上がる直前に退学しました。その後二浪し、早稲田大学に入学して現在に至ります。

Q2. 雄弁会に入った理由と雄弁会の良さについて教えてください。
まず雄弁会に入るにあたって最も影響が大きかったのは、やはりディベートをやっていた頃の満足感と不満感です。当時から政治に興味はありましたし、議論するのも好きでしたから、やはり頭の良い人たちと喧々諤々やり合うことには、言いしれぬ満足感と高揚感がありました。反面、ディベートという競技のルールや単なる論理ゲームの不毛さに対する不満感は抑えられず、顧問やジャッジとは常に争い続けていました。
政治系のサークルには必ず入ろうと思っていましたが、始めに雄弁会の会室を訪ねた時、ここならそういう不満に答えを与えてくれるかもしれない、と思いました。特に明確な理由があるわけではないのですが、それでもそんな魅力ある人たちと出会えたことは確かです。これがそのまま、雄弁会の良さにも繋がります。雄弁会には、本当に頭の良い人たちがいます。何より、「議論」という言葉がこんなに気軽に使える空間はない。相互批判こそ成長の糧。それを実感しました。

Q3. どのような雄弁会にしたいか、意気込みとあわせて教えてください。
少し前、こう訊いてきた人がいました。
「雄弁会に入ったら雄弁になれますか?」
私は一瞬、答えに詰まりました。自分こそ雄弁家だ、なんてとても言えなかったからです。
「雄弁とは何か」。難しい問いです。多分、どれだけ議論を繰り返したところで答えの出るものではないでしょう。我々は日々、社会問題の研究や、政策提言の弁論を行っていますが、それを通して「雄弁」になれたか、と言われると、自分では何とも言いがたいものがあります。
それでも私は今、自分が素晴らしい「雄弁家」たちに囲まれていると確信しています。燻っていた不満をぶち壊して自分を変えてくれた先輩や、力を与えてくれた同期、その全員が、私にとっては他の誰よりも尊敬すべき雄弁家たちです。
でも、そんな彼らとて、全員が全員、自分の力を社会で前面に発揮できるとは限らない。社会は我々に、あまり「面白いこと」や「役に立つこと」を、そうと実感する形で与えてはくれません。そんな中でも、彼らに力を発揮してほしい。そのために雄弁会に出来ることは、力を発揮するための基盤を作っていく手伝いです。大学生で余裕のある今だからこそ、地に足を着けて、じっくり自分のやりたいことが出来る場所、今後社会に出て行く自分の「軸」を涵養できる場所。全員が社会に対する「表現者」となれるような、そんな場所が必要なのだと思います。
だから、冒頭の問いに私はこう答えました。
「一緒に雄弁になっていくサークルです」
月並みですが、私の思い描く雄弁会とは、そんな場所です。

Q4. それでは、最後に一言お願いします。
先週、新歓で忙しい合間を縫って同期と映画『ラ・ラ・ランド』を観に行きました。「あり得たはずの自分」と「なれなかった自分」を比べながら生きているのが人間というものだけれど、それでも最後には「これが自分の人生なんだ」と開き直って生きていけばいい、一度きりの人生なんだから。受け取り方は人それぞれですが、私はそんなメッセージを感じました。
その時ふと思いました。私は去年の今頃、雄弁会の幹事長になるなんて全く思っていなかった。友達にも「何で? そこまで楽しいの?」とよく訊かれるし、自分でも去年一年間で散々自問し続けたことです。でも、ここで私は、一つの「物語」を紡いでいます。「雄弁会での天野眞之」という物語です。そして多分、会員の数だけ物語があるはずです。幹事長の私には、各々の物語を集めて、「雄弁会」という115年続いた物語をもっともっと面白いものにしていく義務があります。
我々のサークルには、後から見れば一つの物語になるような、そんな劇的な経験に溢れています。そんなところから「表現者」は生まれ、人の心を動かし、「雄弁家」になるのかもしれない。そしてそのプロセスは、きっと充実したものであるはずです。新入生の皆さんと、是非一緒にそれを追いかけていきたい。そう思います。

以上です。ありがとうございました。

(文責:原)

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新歓イベント -前半-

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。いつも早稲田大学雄弁会のHPをご覧になってくださっている皆さん、ありがとうございます。
本日は新歓イベントの様子をお届けいたします。

去る4月7日(金)新歓イベントを実施しました。

4月7日(金)は、堀川会員・山中会員が模擬弁論を行いました。

堀川会員は、『終末医療の分水嶺』との演題のもと、終末医療について弁論を行いました。
まず、患者本人の意思が確認しづらく、家族に判断を迫ることが心の傷を与えることなどに言及し、過度な延命治療が行われている現状を分析が示されました。さらに、その背景にあると考えられる日本人の死生観や、核家族化の進行などにも触れ、法整備の必要性、並びに「死」について相談しやすい環境の整備の必要性を訴えました。そして、解決策として医師による意思確認制度の拡充、並びにかかりつけ医制度の導入を呼びかけました。


(写真は堀川会員)

山中会員は、『死がふたりを分かつまで』との演題の下、LGBT問題について弁論を行いました。
山中会員は、生活のリスクを減らすだけではなく、もっと人のアイデンティティの根深いところにある家族というものの重要性を強調しておりました。その上で、LGBTの人々も同じ人間であり、彼らの存在を法的に認め、婚姻の権利を社会も認めていくべきであると訴えました。具体的には、彼らの権利を守るために、憲法改正を含めた法改正を行って、同性婚を将来的に認めていくことを提言しておりました。


(写真は山中会員)

まだまだ新歓イベントは残っております。会員一同、皆さんをお待ちしております。

(文責:原)

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新幹事団紹介

幹事長–天野眞之(国際教養学部2年-中央奥)
副幹事長–鮫島玄樹(社会科学部2年-右奥)
研究幹事–早川和紀(政治経済学部2年-右奥から2番目)
演練幹事–堀川友良(商学部2年-左奥から2番目)
会計幹事–原康熙(政治経済学部2年-左奥)
報道担当–原康熙(政治経済学部2年-左奥)
渉外担当–王威(社会科学部4年-右手前)
総務担当–山中雅人(教育学部4年-左手前)

新幹事団が発足致しました。
2017年度前期も早稲田大学雄弁会を宜しくお願い致します。

(文責:原)