第22回紫紺杯争奪全国学生弁論大会 結果報告

入賞した山中会員(写真中央)

本日(2019年2月23日)に行われた第22回紫紺杯に、山中雅人会員(教育学部5年)が弁士として出場しました。

結果、第三席を獲得しました!おめでとう!

 

以下、報道担当官による弁論詳報です。

 

「移民と生きる覚悟はあるか」。力強い声調で、山中会員は呼びかけました。

二年以上学生弁論会に滞在した者のみが出場できるというルール上、これまで政策を弁論によって提唱してきた弁士が、自分の弁論経歴を踏まえて自らの価値観を語る、というパターンが多いのがこの大会です。その中で、山中会員は王道の政策弁論に挑みました。

今回のテーマは「移民と入国管理法」。昨年12月に可決された入国管理法改正案の問題点を指摘し、その主導者である安倍総理の責任感の欠如を批判しながら、移民がやってくるという事実にしっかりと向き合い、文化的差異を受け入れる寛容の精神を持て、ということを力強く訴えていました。

山中会員をはじめとした雄弁会員は、OBの柳本卓司衆議院議員の紹介のもと、昨年12月に実際に参議院法務委員会における入国管理法の議論を傍聴しました。この経験が、今回の弁論に活きていたと思います。

第三席という結果には本人はあまり納得がいっていないようでしたが、この輝かしい成績は彼とこの弁論作成に携わった会員にとって、忘れられないものとなるでしょう。

山中会員、本当におめでとう!

 

(文責:志田 陽一朗)