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幹事長インタビュー

(日吉杯優勝後、会室にて)

お待たせいたしました。2019年度前期幹事長に選出された小口 翼会員(人間科学部1年)にインタビューを行いました。

聞き手は報道担当官です。それではお読みください!

 

Q1,小口幹事長の生い立ちをお聞かせください。

長野オリンピックが開催された年の夏に私は長野で生まれ、数年間東京で育てられた後、長野へ戻りました。昔から元気は良かったものの、小学校中学校では考え無しな言動が周りに随分と迷惑をかけていた様ですが、昔から図鑑をめくったり辞書を引くことは好きな子供だったそうです。スポーツは野球や水泳などをやっていました。ただしあまり努力することは得意ではなく、勉強もスポーツも自分の感覚で適応ができる範囲内ですませる様な人間でした。そんな私でしたが、高校では寮生活をしていたこともあり、周りの仲間たちに影響されて「多少は」改善されたのかもしれません。何にしても手が掛かる子供だったことは事実でした。

Q2,雄弁会に入った理由と、その印象を教えてください、

高校生の頃に生徒会長に選んで頂き、生徒会の制度の改革を行いました。(振り返れば生徒会は生き甲斐でしかなかったのかなとも思う)しかし残念ながら制度の矛盾を解くことには成功しても現実は何も変わりませんでした。寧ろ制度整備のために目の前にいる友人たちを傷つけてしまうこともありました。この時私が感じたのが「どんなに良い制度を作ろうとも、人は結局、仲の良い人の言ったことを聞くんだな…」ということで、それはつまり、「適切な人間関係を結んで初めて、相手に動いてもらえる」ということでした。元々雄弁会の存在は知っており、これまでに沢山の錚々たる先輩方を輩出してきた雄弁会で多彩な人間関係学び、多くの知識経験を得たいと思って入りました。入ってみると想像以上に知識の豊富な仲間たちで、話について行けず、先輩方に教わりながら半泣きで知識を叩き込みました。(笑)

Q3,最後に、どんな雄弁会にしたいか、小口幹事長のヴィジョンをお聞かせください!

雄弁会は120年近い歴史を持つ「真の雄弁家を目指す」サークルです。これまでに巣立たれた数えきれない数の先輩方もまた、これを目指されました。私にはこの雄弁会をしっかりと護り、発展させる義務があります。会員各々が自分にとって雄弁家とはどんな存在なのかをきちんと考え、それに向かって活動することができる、そんな雄弁会にしたいと思っております。社会を変えてゆく為にはまず、目の前にいる彼・彼女の心を動かさなくてはなりません。そして何より、どんな環境でも生きて行けるような寛容で柔らかい人間でなくてはなりません。ですから私達は、きちんと考え、現実をみて、そして雄弁に語れるように日々鍛錬して行こうと思っております。

以上です。ありがとうございました。

ここ最近、雄弁会には新しい風が吹いているように感じられます。このいい流れを、ぜひとも最大限に活かして欲しいですね!

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第30回日吉杯争奪全国弁論大会 結果報告

昨日(3/2)に慶応義塾大学三田演説館にて行われた第30回日吉杯争奪全国弁論大会に、当会の幹事長でもある小口翼会員(人間科学部1年)が出場しました。

結果、見事最優秀賞を獲得しました!!

以下、報道担当官による詳報です。

 

「日本に母性を取り戻し、いじめをなくそう」というテーマのもとに行われた今回の弁論。人間科学部に所属し、普段から発達心理学などを学んでいる小口弁士らしい、新たな観点に基づいた弁論でした。

日本の若者がおこすいじめの件数が他国より群を抜い多い理由を、日本人特有の自己肯定感の低さにあるとした小口弁士の論理は審査員を含めた聴衆に強いインパクトを与えており、大会後に手渡されたフィードバックシートからもそれが伺えました。

現行のいじめ防止対策推進法の欠点を指摘しつつ、「働き方改革」を子ども目線で推進し、育児休暇を増やすところから始めよう、という明快なロジックと、小口弁士がポテンシャルとして持つ明朗さと声調の闊達さが、高評価の理由でした。

質疑応答においては、演練幹事の志田会員(政治経済学部1年)による想定問答が見事的中。一つだけ想定外の質問が飛んだものの、小口弁士持ち前の対応力と機転で乗り越えました。

 

今回の大会は、初の弁論大会、そして幹事長という立場を背負った小口弁士にとっても、また数年ぶりの政策提言弁論を送り出した他の会員にとっても、非常に重要なものでした。そこでこうして優勝を飾れたということは、今後の会活動にとって頼もしい追い風となることでしょう。

 

小口会員、本当におめでとう!!

 

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会員インタビュー #4

好評の新歓企画・会員インタビューの第4弾です。今回は、政治経済学部1年の志田陽一朗会員にインタビューを行いました!
志田会員は、北海道の不動の雄・札幌南高校出身(嘘じゃなくここも文句なき名門です(笑))。現在は演練幹事と報道担当官を務め、日々精力的に活動している会員です。
それでは、インタビュー内容をご覧ください!

Q1, あなたが早稲田大学に入学し、雄弁会に入った経緯を教えてください。

正直、入学するまでは雄弁会の名前を聞いたことすらありませんでした。入学式の前日、祖父と母に「早稲田の政経に行くなら雄弁会は覗いておけ」と言われており、流されるように説明会に参加しました。今思うと偶然のような出会いですね。元々政治には興味があったので先輩や他の新入生と話すだけで面白く、また政経のくせに初授業の自己紹介で「政治には興味がありません」とか平然と言ってのける奴の多さに幻滅していたのもあり(笑)、「これは入るしかあるまい」と入会を決めた次第です。

 

Q2, 雄弁会の活動はいかがですか。また、雄弁会の魅力は何だと思いますか。

思ったより面白いですね(笑)。元々文章を書くのは好きで、人前で喋るのも得意だったのですが、雄弁会で弁論と出会い、「この2つを合わせるとこんなに面白いものになるのか」と感激しました。大学入学前までは、周りの友人たちと趣味や話が合わずによくがっかりしていたのですが、ここでは先輩や同期それぞれが深い見識を持っていて、話をしていて飽きません。
もちろん弁論だけでなく、研究や実践も興味深いものが目白押しです。OBの層の厚さもものすごく、何かにつけて「これはすごいところに来たな」と思っています。

 

Q3, 雄弁会に関する印象的な出来事を教えてください。

夏休み中の9月に、自民党総裁選のお手伝いをさせて頂いた事です。OBの山本有二先生のご紹介でやらせて頂いたのですが、まさに目の前で「政治」が動いており、毎日目をパチパチさせていました。総裁選終了後には石破茂先生の事務所にお邪魔し、たっぷりお話をした後に写真を撮っていただいたりもしました。約2週間の全力疾走の末溶連菌にかかってブッ倒れ、「政治家には向いてねぇな」と実感したのもいい思い出です(笑)。
加えて、私は日本史選択だったのですが、ふと教科書を読み返して早稲田出身の政治家を見てみると、ことごとく(といっていいほど)雄弁会の出身であることに気づいたことも印象的な出来事でした。まさか自分が生まれた時の総理大臣(故・小渕恵三先生)と同じサークルに入ることになるとは思わなかったので、衝撃的でしたね。

 

Q4, 最後に、早稲田大学を目指す受験生、そして早稲田に入った新入生にメッセージをお願いします。

雄弁会の良さは、上にも書きましたが会員の知識や興味がものすごいことと、なんといってもメンバーが多彩なことだと思います。普通に大学に通うだけでも色々な人がいて面白いのですが、雄弁会もそれに負けず面白いコミュニティで、活動に行くだけでわくわくしています。
ネットで雄弁会を検索すると、良くない話がちらほら出てくるのですが(だいぶカルマ溜めてるみたいですね…笑)、実際入ってみるとそんなことはなく、面白いことづくめでした。
せっかく大学生になるなら、ぜひとも雄弁会に入って、「愉しい学び」を追求するのもアリだと思います。お待ちしています!

以上です。ありがとうございました。
この企画を始めてから、各方面から「雄弁会ってエリート集団なの?」という声を頂きますが…

全くもってそんなことはありません!(笑)

気を取り直して、次回もお楽しみに!

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会員インタビュー #3

好評企画・会員インタビューの第3弾です!

今回は、政治経済学部2年の村主太会員にインタビューを行いました。

村主会員は、埼玉でも1,2を争う名門・浦和高校出身(名門出身者ばかり続くようですが本当に名門なんだから仕方ない)。実践幹事や副幹事長を歴任し、会の大黒柱的存在となっています。

それでは、インタビュー内容をご覧ください!

 

Q1,あなたが早稲田大学に入学し、雄弁会に入った経緯を教えてください。

早稲田に来たからには雄弁会の門戸を叩いてみようという気は入学当初からありました。名前を知っている数少ないサークルだったからです。初めて、雄弁会の名前を知ったのは中学3年生の時に、早稲田の付属高校を受験した時でした。「政治に興味があるなら、こんなサークルを知ってる?」と、2次面接の担当官から雄弁会を紹介されたのが、きっかけです。多くの優れたOBを輩出していたこともあり、自分の興味などが満たせるのではないかと思い、新歓に参加しました。最終的に入会を決断したのは、先輩方の存在が大きいと思います。

 

Q2,雄弁会の活動はいかがですか。また、雄弁会の魅力は何だと思いますか。

雄弁会の活動で大切なのは、いかに主体的に会を使うかだと思います。後者の質問ともかぶりますが、雄弁会の魅力は「好きなことがなんでもできる」ところにあると思っています。弁論大会に出るもよし、政治的な古典を読むもよし、仲間たちと研究会をやるもよし、インターンに行くもよし、ボランティアするもよし。大学生という地位を最大限生かして、活動できると思います。僕自身は満足しています。

 

Q3 雄弁会に関する印象的な出来事を教えてください。

やはり、一番印象に残っているのは、1年生の夏に行った「沖縄遊説」でしょうか。今話題になっている辺野古基地前に行き、実際に座り込んで反対運動をされている方々のお話を聞くことができたのは貴重な経験だと思います。私は辺野古移設賛成派ですが、そこには反対をし、虐げられている人々がいるという現実は、「民主主義とは何か」、「権力とは何か」、「言葉の重みとは」といったことを考えるきっかけになりました。
また、参議院法務委員会を傍聴できたことや、弁論大会を主催したこと、政友会と討論会を行ったことなども良い思い出です。

 

Q4,最後に、早稲田大学を目指す受験生、そして早稲田に入った新入生にメッセージをお願いします。

受験期は自分が何をしたいかというビジョンを持つのが一番だと思います。目標さえあれば、キツイ受験勉強も乗り越えられると思います。
早稲田に入学した新入生の皆様、おめでとうございます。大学4年間をどう使うかは、皆さん次第だと思います。勉強も遊びも充実した4年間を送ってください。ある程度余裕のある時期なのですから、今までできなかったことをやってみてください。最後に一言、
「自分の好きなことをしよう!!」

 

以上です。ありがとうございました。

 

大学生活のスタートにあたって、サークル選びは一番の悩みどころと言っていいでしょう。下手したら大学そのものよりも入り浸るコミュニティになり得ますからね(当会にもそういう人が結構います(笑))。

その中でも大事なのは、「やりがいがあるか」「好きなことができるか」というところだと思います。雄弁会は、この点に関しては自信を持っています。

「なんかカタそうだな」「サークルに入ってまで勉強かよ…」と思っているそこのあなた、

 

いいから一回会室に来い!!

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会員インタビュー #2

予想以上の好反応を頂いているこの企画。第二弾のインタビュイーは、社会科学部2年(雄弁会は1年目)の佐藤啓太会員です!

佐藤会員は、ジャガー横田の息子の受験ドキュメンタリーでも話題になった、屈指の名門校・広尾学園出身。安全保障に深い関心をもち、そのモチベーションのまま弁論大会にも出場した、エネルギッシュな会員です。

では、インタビュー内容をご覧ください!

Q1,あなたが早稲田大学に入学し、雄弁会に入った経緯を教えてください。

僕は雄弁会に大学二年で入会しました。1年生のころは模擬国連というものをやっており、ここでは過去の国連会議を実際に自分たちが大使になりきってやっていました。模擬国連は非常に面白いし、自己を成長させてくれました。然しながら僕は、今、日本が直面している国際的問題について考えたり、議論したりしたいと考えていたので、そのような場を探していました。雄弁会の名は大学入学前から知っていましたので、沢山の政治家を輩出しているここなら自分がやりたいことができるのではと考えたのがきっかけです。

 

Q2,雄弁会の活動はいかがですか。また、雄弁会の魅力は何だと思いますか。

雄弁会では早稲田大学が主催する弁論大会である大隈杯に出場したほか、かつてから興味があったインテリジェンスの勉強会などを行いました。雄弁会の魅力は何と言っても、後輩思いで、知識の豊富な先輩方です。先輩方は弁論用の原稿を何時間でも一緒に考えてくれますし、勉強会をしているときなどはその知識の豊富さに圧倒されます。そんな先輩方を見ていると、自分もこんな風になりたいと思うものです。

 

Q3, 雄弁会に関する印象的な出来事を教えてください。

大隈杯という弁論大会です。僕は雄弁会の代表弁士として大隈杯に出場しましたが、初めての弁論大会であったこと、話すのが一番目であったことなどもあり、非常に緊張してしまいました。直前まで同期や先輩と練習をして聴衆の前に立ちましたが、飛んでくるヤジには少しばかり驚かされました。然し、自分の弁論を終えて舞台を降りていくとすぐに先輩方が駆けつけてきてくださって、「よく耐えた」と言ってくださいました。その時の感動や感謝の想いは今でも忘れることができません。

Q4,最後に、早稲田大学を目指す受験生、そして早稲田に入った新入生にメッセージをお願いします。

生きていると沢山の決断を要求されますよね。どの大学、サークルに入るかというのもその一つだと思います。僕は大学生活を、将来自分が責任ある立場になり、そこで何か決断を迫られた時に正しい決断をするための準備の期間だと考えています。決断は一瞬でしなければならないが、正しい決断をするには数十年の準備の時間を要すると考えているためです。雄弁会は僕にとってはその準備に一番適した場所なんです。人を説得し、人を動かす方法を学べます。正しい決断をするための知識も学べます。そして大学に閉じこもらず、現実の社会を見る機会を与えてくれます。こんな様々なことをさせてくれるのは雄弁会しかありません。雄弁会で皆さんと学びあえる日を楽しみにしています。

以上です。ありがとうございました。

さて、早稲田もあっというまに合格発表シーズンです。見事合格を勝ち取った皆さんには、ぜひこのシリーズを読んで、まだ見ぬ学生生活へ期待を膨らませて頂ければと思います!

また、本文からもわかるように雄弁会は在学生新歓にも力を入れています。「ちょっと興味が出てきたな」というそこのあなた、遠慮なくお知らせくださいね。

次回のインタビューもお楽しみに!

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会員インタビュー #1

新歓向けの企画として、この度会員にインタビューをすることになりました。
記念すべき第一回のインタビュイーは、社会科学部1年の國谷 涼太会員です!

國谷会員は、神奈川の名門・多摩高校出身。政治の現場に興味をもち、誰よりも国内政治の「今」に詳しい男です。また、2019年度前期は副幹事長と実践幹事を兼任しており、会の要石的存在となっています。

それでは、インタビューの内容をご覧ください!

 

 

Q1,あなたが早稲田大学に入学し、雄弁会に入った経緯を教えてください。

いくつかの政治サークルを見た中で、色々なサークルの魅力が集まったのが雄弁会だと思いました。新歓で出会った新入生や先輩は誰もが個性的な印象でした。

Q2,雄弁会の活動はいかがですか。また、雄弁会の魅力は何だと思いますか。

雄弁会の魅力はなんと言っても偉大なOBの方々です。政治活動のお手伝いやパーティーへの参加など、政治の現場を身を以て感じることができる活動は新鮮でした。

Q3-2 雄弁会に関する印象的な出来事を教えてください。

去年の新歓合宿での卓球大会です。ネット上では雄弁会の新歓合宿は壮絶だという記事もあり、不安な気持ちでしたが、そんな事はありませんでした。食堂にあった卓球台で色々な人と卓球を楽しみました。中には徹夜で卓球をしている人もいました。

Q4,最後に、早稲田大学を目指す受験生、そして早稲田に入った新入生にメッセージをお願いします。

大学生は時間があると言われますが、意外とあっという間に一年が過ぎました。長いようで短い学生生活の中で、雄弁会というサークルで貴重な経験をするというのも良いのかなと思います。

 

 

以上です。ありがとうございました。

今後もどしどしインタビューを行っていく予定です。乞うご期待!

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第22回紫紺杯争奪全国学生弁論大会 結果報告

入賞した山中会員(写真中央)

本日(2019年2月23日)に行われた第22回紫紺杯に、山中雅人会員(教育学部5年)が弁士として出場しました。

結果、第三席を獲得しました!おめでとう!

 

以下、報道担当官による弁論詳報です。

 

「移民と生きる覚悟はあるか」。力強い声調で、山中会員は呼びかけました。

二年以上学生弁論会に滞在した者のみが出場できるというルール上、これまで政策を弁論によって提唱してきた弁士が、自分の弁論経歴を踏まえて自らの価値観を語る、というパターンが多いのがこの大会です。その中で、山中会員は王道の政策弁論に挑みました。

今回のテーマは「移民と入国管理法」。昨年12月に可決された入国管理法改正案の問題点を指摘し、その主導者である安倍総理の責任感の欠如を批判しながら、移民がやってくるという事実にしっかりと向き合い、文化的差異を受け入れる寛容の精神を持て、ということを力強く訴えていました。

山中会員をはじめとした雄弁会員は、OBの柳本卓司衆議院議員の紹介のもと、昨年12月に実際に参議院法務委員会における入国管理法の議論を傍聴しました。この経験が、今回の弁論に活きていたと思います。

第三席という結果には本人はあまり納得がいっていないようでしたが、この輝かしい成績は彼とこの弁論作成に携わった会員にとって、忘れられないものとなるでしょう。

山中会員、本当におめでとう!

 

(文責:志田 陽一朗)

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幹事長インタビュー

2018年度後期幹事長に就任した、小林大起会員にインタビューを行いました。聞き手は報道担当官です。

Q1. 小林幹事長の生い立ちをお聞かせください。

1998年8月に母の旅行中のハワイで生まれ、その後高校卒業まで群馬県太田市というスバルのお膝元の街で育ちました。私立の、小中高一貫の英語イマージョン教育を導入している学校に入りましたが、人付き合いが苦手で、小学生の頃は大体クラスで孤立していました。中学に上がってからは剣道部に入り、三年間剣道一筋で過ごしました。また元々歴史好きだった私はその頃から、社会の動きを決定する要素として政治に興味を持つようになりました。しかし漠然と興味を持っていただけで、特に政治に関する本を猛烈に読んでいたわけでもなければ選挙演説を見に行ったりしたこともなく、毎日新聞の一面と国際欄を眺めていただけでした。何かしら物事に熱中するのが苦手だった私は、爆発的に自らの知識欲を満たすような行動に出ることはなく、一方で興味が無い分野の勉強には嫌気がさし、高校時代は遅刻や欠席を繰り返す毎日を送りました。
ただ、それと共に部活での経験を通じて、ある程度社会に対し責任を負わなければならないかな、というような考え方も持つようになりました。また厳しい稽古の中である程度の忍耐も覚え、それが受験に向けての勉強の助けになりました。そうして元々得意だった英語を使い早稲田大学国際教養学部に入り、今に至ります。

Q2. 雄弁会に入った理由と雄弁会の良さについて教えてください。

元々政治に興味があった自分は、人前で話すのが苦手だったことも相まって、政治について学びながら「話す」技術を上達させようと雄弁会の門を叩きました。新入生として弁論を作る中で実感したことは、このサークルはいわゆる「話し方」や人にウケるスピーチのテクニック等を得る場所ではなく、自らの「理想」や、「やりたいこと」に合わせて活動をさせてくれるサークルだということでした。当初の目的からは外れているように聞こえてしまいますが、自分の「やりたいこと」を突き詰めて考えることは非常に楽しく、また弁論大会に向けての先輩方の丁寧な指導や練習などを通じ、結果的には人前で話すことにそこまで緊張しなくなりました。
また、議論をよしとする風潮の中で、同級生や先輩など多くの人たちと本気で意見を交わすことを通じ、自分の意見を胸襟を開いて聞いてくれる先輩方や切磋琢磨し合える同期、共に成長できる後輩など、多くの仲間を手に入れることができました。これはどの時代の雄弁会にも言えることだと思います。

Q3. どのような雄弁会にしたいか、意気込みとあわせて教えてください。

私自身あまり人前で話すのが得意でなかったこともあり、雄弁会に入るのに必ずしも「雄弁」である必要は無いと思っています。むしろ、「雄弁」でない人に「雄弁」になるための道筋を見せてあげるのが雄弁会だと思っています。しかし元来、「雄弁」とは単なる「話し方」やスピーチのテクニックではありません。「声なき人に声を」とはよく使われる言葉ですが、「声なき人に声を与える」だけでは足りない。雄弁会の結成趣意はこの会の目的を「一世を動かす雄弁家を作る」こととしていますが、「雄弁」とは「一世を動かす」までのものでなければなりません。それは、自らの主体性で以て社会を動かすことと言い換えてもいいでしょう。無論、そうしたことを大学の4年間でできるかと問われれば多くの人はできないでしょう。しかしまずは最初の一歩として自らの主体性を社会に対し発露する事はできるようになりたい。自分はそうした思いを抱いて今まで雄弁会で過ごしてきました。自分自身いまだに「雄弁」に向けて努力できているか悩むこともありますが、様々な活動を提供しそれに参画していくことを通じて共に成長していければと思います。

Q4. それでは、最後に一言お願いします。

「連帯を求めて孤立を恐れず、力及ばずして倒れることを辞さないが、力尽くさずして挫けることを拒否する」。1969年の東大闘争の後、東大安田講堂に残されていた落書きです。自らの崇高な理想の為、力及ばずとも最大限の力を尽くし倒れていく。全共闘運動自体には毀誉褒貶あれどこの言葉の重みは死なないだろう。「理想」を追い求めていた去年の自分はそんな考えを持っていました。
しかし雄弁会に入会してから一年半、様々な体験があり自分の考えも去年から大きく変わりました。この言葉も去年に比べれば響かなくなっているような気がします。しかし、それを認めたくない、未だ「理想」を見ていたい、とする気持ちもあります。無論、「理想」とカギカッコに入れられてしまう理想などもはや理想とは呼べないものかもしれません。個々人の「理想」など、我々が社会の中で生きるにあたり日々のコミュニケーションの中ですりつぶされていくだけのものかもしれない。しかし、それは人間が一生を捧げるに値するものであるはずです。ただいつか、再び自分が世界に理想を見ることのできるその日の為に、ここにこの言葉を掲げておきたいと思います。

以上です。ありがとうございました。

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新歓合宿

5月1日から3日まで、2泊3日の新歓合宿を埼玉県の本庄セミナーハウスにて行いました。

合宿では現役会員と新入生が混成チームを組み、「抵抗権」や「緊急時の独裁」などのテーマに沿ってスピーチディベートを行いました。初めてのディベートだという新入生も多かったものの、現役会員との活発な議論を通じて知識・技術を身に着け、自信をもって試合に臨んでいました。

しかしスピーチディベートという形式の中で、恐らく、多くの新入生が自らの思いを他者に伝えることの困難さを感じていたのではないかと思います。

合宿の最終日には、これからの定例演練で新入生が発表する演説のテーマを決定し、今後の課題としました。

合宿を通じ新入生と現役会員の間、また新入生間でも和気藹々とした雰囲気が感じられ、新入生同士でも活発な議論が交わされるなど、非常に活力に満ち溢れた合宿となりました。

(スピーチディベートを行う新入生たち)

(雄弁会の歴史に関し、山中幹事長から説明を受ける新入生たち)

(2018年度新歓合宿、お疲れ様でした!)

(文責:小林)

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新歓スケジュール

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。いつも早稲田大学雄弁会のHPをご覧になってくださっている皆さん、ありがとうございます。
新歓イベントのスケジュールを公開いたします。

4月3日
サークル説明会&コンパ
集合時間:16:45
集合場所:大隈講堂前

4月4日
神田川にてお花見パーティ
集合時間:17:30
集合場所:大隈講堂前

4月5日
国会見学&自民党本部見学
集合時間:10:00
集合場所:大隈講堂前
(※事前予約必要)

4月6日
奉仕園にて早大政友会と合同説明会
集合時間:18:15 
集合場所:大隈講堂前

4月10日
松下政経塾塾長
河内山哲朗先生講演会
テーマ「リーダーの育て方」
集合時間:18:15
集合場所:大隈講堂前

4月16日
昨年度卒業会員による弁論研究発表
テーマ「仮想通貨と21世紀の貨幣戦争」
集合時間:18:15
集合場所:大隈講堂前

4月19日
沖縄県出身
國場幸之助代議士講演会
テーマ「沖縄と本土の溝はなぜ生まれたのか?」
集合時間:18:15
集合場所:大隈講堂前

4月26日
サークル説明会&コンパ
集合時間:18:15
集合場所:大隈講堂前

※事前予約の必要なイベントもございます。個々のイベントの詳細や、事前予約については雄弁会公式Twitter@yubenkaiをご覧になるか、担当者LINE @yamayamtyuもしくはメール:rinringo@akane.waseda.jpにご一報ください。(文責:小林)

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幹事長インタビュー

2018年度前期幹事長に就任した山中雅人会員へのインタビューです。聞き手は報道担当官です。

Q1. 山中幹事長の生い立ちをお聞かせください。

僕は専業主婦の母と、高等専門学校教師の父との間に生まれ、鹿児島県で育ちました。
小、中は地元の公立学校に通い、高校は学区の問題で宮崎県立都城西高校に入りましたが、管理教育に嫌気がさし、二年留年したこともあり中退しました。その頃から学校の管理協に対し反感を抱くようになり、日本の学校教育を変えたいと漠然と考え始めました。その後2年間実家でぶらぶらしていましたが、その間に東日本大震災が起こり、ボランティアに行った街で人間の生活が破壊された状況を見て、他人に対して責任を持つ生き方、公務員になりたいと考えるようになりました。また、近所のお寺で在家修行という、いわば住み込み修行のようなことを行ったりもしました。師弟関係という人間関係を重視する環境の中で、公務員の夢は政治家になるという目標へと変わっていったような気がします。その後政治家という目標を抱いて一年半塾に通い、早稲田教育学部社会科に入学しました。

Q2. 雄弁会に入った理由と、雄弁会の良さについて教えてください。

雄弁会に入って、大学で学ぶ傍ら痛感したことは、政治と学問は違うということでした。学部生としての勉強も充実していましたが、社会で生きている人間、現場で生きている人間と関わらなければそれは政治ではありません。政治に対し意識を向ける以上、自らの学生としての枠を超えて社会との繋がり方を模索していくべきだと考えました。雄弁会ができた当初の歴史を見ても、当時の学生たちが鉱毒事件に関しその身分を越えて社会に対し訴えようとしたのが会のおこりです。雄弁会に入って良かったと思うことは、そういうことを言っても賛同してくれる人が多かったことです。この点を考えても、創設当初の理念はまだこの会に生き続けている、そういう気がしています。

Q3.幹事長選に立候補された理由と幹事長選で最も苦労された点についておきかせください。
僕が幹事長に立候補した当時の雄弁会は、組織の方針として「個人の理想を持つべきであり、それを持たない人間はいらない」というものがあり、それに従って人を選別するような体制でした。しかし、ついこの間まで高校生だった学部一年に「理想」を持てというのもおかしな話です。そうしたある種権威主義的と言ってもいい体制に風穴を入れるために幹事長になろうと考えました。しかし、前期の選挙では僕は落選し、同じくこの体制に風穴を開けてやろうという同期が当選しました。志を同じくする友人の当選は嬉しかったのですが、彼もまたトップダウン型の人間で、会の運営をボトムアップ式にしなければならないと考えていた自分は、今期再び選挙に出ることにしました
幹事長選で苦労したことと言えば、単純に選挙活動が難しかったことです。選挙が人間関係で成り立っている以上、一人一人に会の現状と自分のマニフェストを相手と意見を交わしながら説明しなければなりません。それは非常に時間がかかることですが、ある意味正解でした。こうした選挙では、マニフェストの内容より態度の誠実さが重視されます。地道な選挙活動を通じて、少しはそうしたことを伝えられたかな、と思っています。

Q4. 幹事長をやってみてどうでしたか
幹事長として会運営に携わり、僕が考えていたボトムアップ式は非常に難しいとわかりました。意見を言う人もいれば言わない人もいるし、会内での責任の所在もあいまいになります。今考えれば、そもそもトップダウン・ボトムアップという二元論自体が間違っていたのではないかという気もしています。
雄弁会が会員のクリエイティビティを原動力とする組織である以上、本質的に重要なのは創造力を活かせる空間か否かだということが分かりました。それを踏まえると、幹事長として求められるのはガバナンス能力であり、会員のクリエイティビティを活かす・つぶさない・活かしてあげる寛容さではないかと思います。
弁論に関して言えば、従来弁論というものは保守的なものと思われがちですが、学生弁論それ自体は学生が自らの意見を社会問題にぶつけ変革を促すという非常に革新的な発想のもとに生まれ、雄弁会もその系譜で生まれました。その変革、という観点から僕が今重視しているのはTED Talksという、アメリカのTEDというNPOが主催する講演会の無料配信プロジェクトです。ここでは、大統領から一般人まで、多くのスピーカーが多くの聴衆に自らの意見を伝えることができます。こうした空間を作り出すことこそが、本来の、自由なメディアとしての弁論の在り方だったはずです。そこには、より多くの人に自分の話、自分のこだわりを伝えたいという貪欲さ、チャレンジ精神があるはずです。雄弁会でも、そういった創造力のある、社会を変えるアグレッシブなアイデアが増えていってほしいと思います。

Q5. それでは、最後に一言お願いします。
「保守的に革新的であれ」。これは今の自分のモットーです。「日本人は保守的だ」、とよく言われますし、自分も保守派を自任していますが、保守というものは、革新を起こした過去の人々をリスペクトしながら、また自らも革新していくものではないでしょうか。もしこれを読んでいるあなたも保守派を自任するならば、我々がリスペクトすべきは過去の人々のメンタリティ、革新のメンタリティだと思います。自らの置かれた状況を分析し、自分が今できることを自分たちのできる範囲で一歩一歩広げていく、そうしたことが必要なのではないかと思います。わざわざ保守派と自らを規定しなくとも、多くの人に、そうしたメンタリティを大事にしてもらいたいと思います。
以上です。ありがとうございました。

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経済勉強会

11月17日、経済勉強会を開催しました。
現在の経済事情にまつわる映画を鑑賞した後、幅広い経済問題について議論を交わしました。
活発な議論がなされ、非常に有意義なものとなりました。

(文責:原)

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第41回大隈杯争奪雄弁大会

10月4日、早稲田大学早稲田キャンパスにて第41回大隈杯争奪雄弁大会が開催されました。
本会からは伊藤会員、山中会員が出場致しました。

伊藤会員は、弁論大会という非日常から日常に戻る時に日常という現実に伍し、日和見主義に陥ってしまいがちな我々を批判した上で、自分に何ができるかを問い、聴衆と弁士のあるべき姿を訴え、議場に大きな波紋を呼び起こしていました。

山中会員は、憲法9条に込められた日本人の祈りなどに言及した上で、それでも憲法の本義を省みれば改正を行うべきであると、力強い声調で訴え、会場に多くの議論を呼び起こしておりました。

結果は、
優勝
第一高等学校・東京大学弁論部 藤川剛司

準優勝
拓殖大学雄弁会 速山武士

第三席
法政大学弁論部 小林右京
でした。

惜しくも伊藤会員、山中会員ともに入賞は叶いませんでしたが、彼らの弁論に、聴衆の心が動かされていたようです。

大会に参加してくださいました弁論部関係者の皆様、そして定例演練や議論等ご協力頂いた会員の皆様、誠にありがとうございました。

(文責:原)

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第26回拓殖大学総長杯争奪全日本学生雄弁大会

10月28日に第26回拓殖大学総長杯争奪全日本学生雄弁大会が拓殖大学文教キャンパスにて開催されました。
当会からは、中路会員が弁士として出場致しました。

中路会員は、教育の現場での教師と生徒の関係にある『絆』について言及し、真にゆとりのある、教師と生徒の対話の時間を増やす教育について感情をかけたてるような声調で会場を沸かせておりました。
結果は、
優勝(拓殖大学総長杯)
東京大学弁論部 竹中凜太郎

優秀賞(拓殖大学雄弁会学友会会長杯)
明治大学雄辯部 森下和輝

優秀賞(拓殖大学雄弁会後援会会長杯)
拓殖大学雄弁会 羽山武士
でした。

入賞こそかないませんでしたが、議場に多くの議論を巻き起こしておりました。

大会を主催して下さった拓殖大学雄弁会の皆さん、そして、協力して頂いた関係者の皆さま、誠にありがとうございました。

(文責:原)

標準

雄弁会VS政友会合同討論会

10月19日、早稲田奉仕園にて、雄弁会VS政友会合同討論会を開催いたしました。

雄弁会からは、6名の会員が参加し、政友会の方々と「北朝鮮問題」について議論を交わしました。


(写真は山中会員)


(集合写真)

大変有意義な討論会となりました。
ご協力いただいた政友会の皆様ありがとうございました。

(文責:原)

標準

夏合宿反省会

去る9月7日、会室にて夏合宿反省会を行いました。
企画の中心となった2年会員だけでなく、様々な会員の間で活発に意見が交わされ、有意義な議論とすることができました。
これからも、よりよい会運営に向けて会員一同尽力してまいります。
後期からの早稲田大学雄弁会への入会を考えている方は、いつでもTwitterへのDM、LINE@や本会のメール(wasedayuben@gmail.com)までご連絡ください。

(文責:原)

標準

早稲田大学雄弁会夏合宿

去る9月1日から4日まで、箱根高原ホテルにて、夏合宿を開催しました。

夏合宿では、1日目と2日目に、アカデミックディベートを実施しました。続いて2日目と3日目に、くじ引きをもとにテーマを決めてスピーチをしたり、各々の会員が選んだ名演説を自分なりに脚色して演説してみたりするという試みを行いました。

アカデミックディベートでは、3チームに分かれて総当たりで試合を実施し、各チームが独自性に溢れ、分析の深い論理を展開し、活発な議論がなされていました。残りのスピーチや演説でも1年会員から3年会員までが積極的に参加し、大変有意義なものとなりました。


(写真は全体集合写真)

3泊4日と期間は長くありませんが、合宿全体を通して大変内容が濃く充実した合宿となりました。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

(文責:原)

標準

沖縄遊説反省会

本日8月24日、会室にて沖縄遊説反省会を行いました。
遊説に参加した会員も、残念ながら参加できなかった会員も参加し、活発に議論がなされました。
また、来年度以降も有意義な遊説を実施できるように会員一同、尽力してまいります。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

(文責:原)

標準

沖縄遊説 初日

昨日8月17日19時半より、雄弁会OBの沖縄県選出の衆議院議員國場幸之助先輩、前那覇市議の屋良栄作先輩に懇親会を開いていただきました。沖縄の社会問題の第一線で取り組まれて来た先輩方のお話はとてもためになるものでした。
これからの遊説の足がかりとなる貴重な機会となりました。

(文責:原)