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9月合宿

9月2日から5日にかけて、多摩スポーツセンターにて9月合宿を行いました。
合宿は半期活動の集大成としての意味を持ちます。
また三年生にとってはこの9月合宿が最後の合宿となります。

合宿初日は結団式が行われ、半期活動の成果と合宿に向けた決意・抱負を確認しました。

二日目からは1、2年生によるレジュメ発表が行われました。

三日目には三年生による最終弁論が行われました。
今合宿をもって雄弁会活動からいよいよ離れる三年生。自らの今後の進路や後輩へのメッセージを、その人らしい語り口で伝えました。
合宿に参加した全員にとって、忘れられない一時となったのではないでしょうか。

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合宿最終日は解団式を行い、合宿の成果と今後の方針を確認しました。
深夜に及ぶ議論からか疲れ切った表情の会員もいましたが、その表情には同時に充実感もみられました。

会員諸君の今後の活躍に心から期待します。

(文責:伊藤)

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雄弁会・慶應大学弁論部日吉会合同研究会

8月27日、慶應大学弁論部日吉会と合同研究会を行いました。
雄弁会、日吉会それぞれから一名ずつ発表者を出し、議論を行いました。

議論ではまず当会の小林会員を中心に、フーコーの「理性」と「非理性」の関係性について「非理性」が指すものは変化しているが「理性」と「非理性」の関係は変化していないということについて構造主義を中心に議論しました。
続いて日吉会の亀岡様を中心に、フランスにおける革命を例にとり国民主権の成立に関する歴史的背景について議論し、シェイエス、ルソー、ホッブズやロックを参照した上で人権の成立に関する歴史的背景が議論されました。
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当日議論に参加された皆様、お疲れ様でした。
ご協力いただいた慶應大学弁論部日吉会の皆様、誠にありがとうございました。

(文責:伊藤)

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8月街頭演練

8月25日、大手町駅前にて街頭演練が行われました。
街頭演練は広く一般の方々へ言説を発信する目的で行われます。参加者は伊藤会員です。

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伊藤会員は、虐待の発生防止と養護施設の逼迫を緩和するために、養育者への育児知識の提供、児童相談所の職員の増員、児童相談所職員の専門性の向上、児童養護施設職員の増員を主張しました。

当日は多くの方々が立ち止まってくださり、演説を聴いていただくことが出来ました。また、聴衆と会員との間で活発な議論も行われました。我々の説得活動に耳を傾けてくださった方々にお礼申し上げます。
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(文責:井守)

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京都遊説

8月1日から4日まで、夏の暑い日差しに照らされながら、情緒溢れる京の街にて京都遊説を行いました。
参加者は井守、高野、新谷、二ノ宮、眞島、水野会員です。
我々は京都に到着した後、京都大学を経由して比叡山へ向かいました。途上、京都市三条通りにある三条大橋において演説を行い、多くの聴取を引き留めることに成功しました。
その後京都大学に戻り、京都大学の学生と積極的な議論を交わした後、我々は帰路につきました。

高野会員は、原発問題に直面する現代社会において、シーレーンといった対外的なエネルギー確保の航路が外国によって脅かされる可能性を分析した後、再生可能エネルギーをはじめとする多角的な方面からのエネルギーの確保の必要性を情熱的かつ効果的な声調で訴えました。
高野会員の平易な言葉を用いた分かりやすい説得活動は、観光客の足をも引き止め、実際にその場で聴衆と活発な議論が行われました。
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写真は演練幹事(左)と高野会員(右)

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我々の説得活動に耳を傾けてくださいました方々に御礼申し上げます。
(文責:井守)

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7月街頭演練

7月29日、渋谷駅ハチ公前広場にて街頭演練が行われました。
街頭演練は広く一般の方々へ言説を発信する目的で行われます。参加者は伊藤会員、高野会員、川村会員、二ノ宮会員、水野会員、吉原会員です。

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伊藤会員は、健診時における親子のスクリーニング、虐待リスクの高い子どもに対する保育施設への優先加入や里親制度における地域毎の登録制度の緩和により虐待への対応を充実させるべきと主張しました。

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高野会員は、わが国のエネルギー制作ついて訴え、一つの資源分野に依存せず再生可能エネルギーの普及と原子力発電の再開と新エネルギーたるメタンハイドレードの開発をする事により、エネルギー安全保障を確かにすべきだと主張しました。

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川村会員は現在の財政状況では将来国が破綻し、医療費一部控除といった扶助が受けられなくなることを指摘し、消費税増税し25%にすることを掲げ、財政破綻を防ぐべきであると主張しました。

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二ノ宮会員は、ワーキングプアと失業者を救う為に、ワークシェアリングの導入と職業訓練の拡充を訴えました。

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水野会員は、解雇規制の緩和と同一労働同一賃金により、ワーキングプアと失業者を救うべきであると主張しました。

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吉原会員は、国内避難民を救うため、国連組織の更なる連携活動を目的とした政策の必要性を訴えました。

当日は多くの通行人に演説を聴いていただくことが出来、通行人と会員との間で活発な議論も行われました。我々の説得活動に耳を傾けてくださった方々にお礼申し上げます。
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(文責:井守)

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第十七回紫紺杯争奪全国学生雄辯大会

7月6日、明治大学和泉キャンパス図書館ホールにて第十七回紫紺杯争奪全国学生雄弁大会が開催されました。
当会からは、日下瑞貴会員が弁士として出場しました。

 第四弁士として登壇した日下会員は、「可能性としての民主主義」との演題の下、現代社会の特徴を踏まえた上で、民主主義の必然性、その本義と必要条件、現代的形を訴えました。

 国民国家が相対化され、その空隙を復古的に国家への同一化を求める傾向があるが、これはさらなる分断化と、危機状態における暴力の正当化につながることを指摘しました。そして、相対化された国民国家に残された唯一の道として、他者を他者としながらも、相互理解に努め、差異を認めながらも同じ社会に生きることを志すことを本義とする民主主義を徹底することを述べ、これがグローバルで流動的な社会状況に適応していくことが可能であることに言及しました。次に、トクヴィルを参照した上で、民主主義の必要条件として正しく理解された自己利益、すなわち日常的な協力関係の中で利益を獲ること、他人と協力することで自分と相手が共に利益を得ていくこと、つまり最初は必要から、次に選択によってはじめて全体を考えるようになることを挙げました。従って今必要とされているものとして、ラディカルな分権、すなわち国家の機能を国家にしか担えない責務、国防、外交、治安維持に原則限定していくことを挙げました。
 そのうえで、その現代的形として、
「特別な目的と、仕組みに基づいた話し合い」、テーマを定め、資料をもとに、異なる立場の人同士が論議する熟議民主主義を主張しました。
 また、その具体的な形として、
有権者の中から無作為に抽出された人々が、資料をもとに論議し、その結果を施政に反映させる討論型世論調査を提案しました。

日下会員は圧倒的かつ躍動的な声調で訴え議場の説得に成功しておりました。
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結果は…

優勝  明治大学  佐藤柊平弁士
準優勝  早稲田大学  日下瑞貴弁士
第三席  慶應義塾大学  早川到弁士
日下会員おめでとうございます!

本大会を主催して下さいました明治大学雄辯部の皆様、当日会場で議論して下さいました皆様、定例演練や議論等ご協力頂いた会員の皆様、誠にありがとうございました。
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(文責:伊藤)

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第35回全国学生新人弁論大会

去る6月29日、中央大学多摩キャンパスCスクエア中ホールにて、第35回全国学生新人弁論大会が開催されました。
十一人の新人弁士による弁論と聴衆の織り成す熱烈な議論で会場が満たされました。
当会からは二ノ宮裕大会員が第四弁士、眞嶋明生会員が第八弁士として出場しました。

二ノ宮会員は「WORKING!!」との演題の下、失業者・ワーキングプアの問題について論じました。二ノ宮会員は、失業者やワーキングプアが希望を持つことができるようにするために政策として、
職業訓練の内実の見直しを提案しました。
この政策により失業者・ワーキングプア問題を解決し、金銭的余裕を得、自己実現に邁進できる社会の実現を主張しました。

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(力強い声調で訴え議場の説得に努める二ノ宮会員)

眞嶋会員は「海を征く」との演題の下、国防問題について論じました。眞嶋会員は、我が国の安寧が今正に中国の脅威にさらされていることを指摘し、これに対抗するための政策として、
①自衛隊のRMA化(情報技術を活用した連携システムの構築)
②日中間でのホットラインの設置
の二つの政策を提言、中国が日本への進出することを防ぎ我が国の安寧を維持することを主張しました。

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(効果的な声調で訴え終始議場をわかせる眞嶋会員)

結果は以下の通り。

最優勝  慶應義塾大学  岩本好礼弁士
優秀賞  中央大学  廣田成英弁士
第三席  立命館大学  松本篤史弁士
新人質問賞  第一高等学校東京大学  溝口翔太君
入賞されたみなさん、おめでとうございます。

二ノ宮会員、眞嶋会員は惜しくも入賞はかないませんでしたが、両者共に覇気や抑揚のある声調で会場を圧倒しておりました。
今後の成長に大いに期待します。

当日ご来場の皆様、主催された中央大学辞達学会の皆様、弁論の添削などご協力頂いた会員の皆様、ありがとうございました。

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(集合写真)

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(演練幹事を囲んで)

(文責:伊藤)

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早慶新人雄弁大会

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6月22日(土)、早稲田大学7号館321教室にて2013年度前期早稲田大学雄弁会早慶新人雄弁大会が開催されました。
当会からは、3週間前の予選を勝ち抜いた五名の弁士が出場、この日に向けて磨いてきた弁論を溌溂と披露しました。

第一弁士として登壇した森内会員は、「希望を、光よ!」との演題の下、失業者・ワーキングプアの問題について論じました。失業給付の給付期間が短いことや雇用のパイが少ないことを主張し、
①失業給付の期間拡充
②ワークシェアリングの実施
③負の所得税の導入
を政策として訴えました。

森内会員は明快な論理で訴え、効果的に聴衆をひきつけておりました。

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写真は森内会員

第三弁士として壇上に立った吉原会員は、「今、この手を」との演題の下、国家のなかで移動を余儀なくされ、国内の他の地域に避難せざるを得ない国内避難民について弁論を行いました。難民と比較した上で国内避難民の地位・保護程度に関する、国際規定が未確定であること、国内避難民に対しての国際的保護に関する負担分担と、保護管轄組織が未確定であることを指摘し、
①国内避難民の地位・保護程度に関して明記した条約の締結
②「国連人道問題調整事務所」を管轄組織とする、NGO組織主体の保護体制の確立
を政策として訴えました。

吉原会員はメリハリのある声調で訴え、聴衆を魅了しておりました。

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写真は吉原会員

弁論の部も中盤戦、第五弁士として登壇した宇都木会員は、「討議の可能性」との演題の下、熟議による快適な社会の実現を主張しました。熟議によって民意が合意形成され、その民意を反映した政策が実行され、そして、最終的に政策による問題の解決を人々が実感できる状態を実現するための市民討議会制度に不備が或ることを指摘し、
①市民等議会の制度の確立
を政策として提言しました。

宇都木会員はボディランゲージを交えた迫力のある声調で訴え、議場を圧倒しておりました。

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写真は宇都木会員

第七弁士として登壇した水野会員は、「社会と自己」との演題の下、失業者・ワーキングプアの問題について論じました。ワーキングプアに対して正規労働者と非正規労働者という雇用形態の区別が存在すること、失業者に対して職業訓練受講のインセンティブがないことを指摘し、政策として
①解雇規制の緩和
②同一労働同一賃金の導入
③職業訓練の受講を雇用保険の給付を受け取る条件とすること
の3つを提言しました。

水野会員は圧倒的声調で訴え、聴衆の説得に成功しておりました。

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写真は水野会員

そして早稲田側のトリ、第九弁士として登壇したのは渡邊会員でした。渡邊会員は「政治せよ!地方議会」との演題の下、地方議会問題について弁論を行いました。地方議会が、住民の民意を調査する特別な機会をほとんど設けていないこと、これまでの中央主権体制の影響で、政策立案の能力が養成できていないことを指摘し、
①意見公開会・インターネット上での意見交換のプラットフォームの設置
②議会内の政策立案能力を確保するために政策スタッフの雇用
を政策として提言しました。

渡邊会員は歯切れ良い声調で訴え、議場の説得につとめておりました。

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写真は渡邊会員

結果は以下の通り。

優勝  早稲田大学  水野志保弁士
準優勝  慶應義塾大学  東海林晃弁士
第三席  慶應義塾大学  飯島えとな弁士
水野会員、優勝おめでとう!

今回は、新人戦ながら非常にハイレベルな大会となりました。今大会までにたゆまぬ努力を続けてきたことが伺えるレベルでした。
弁論大会を初めて経験した一年生にとって得るものの多い大会となったことでしょう。入賞したかどうかにかかわらず、今回の経験を次に生かせるようこれからも精進しましょう。

相手側である慶應義塾大学辯論部の皆様、当日会場にお越しくださった皆様、定例演練や弁論の添削などお力添え頂いた会員の皆様、ありがとうございました。

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(文責:伊藤)

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告知 早慶新人雄弁大会

来る6月22日(土)、早稲田大学7号館321教室にて、早慶新人雄弁大会が開催されます。
早慶新人雄弁大会は毎年早大雄弁会と慶應辯論部の新入生の登竜門として開催される大会です。
早大雄弁会と慶應辯論部が毎年交代で主催しており、今年は早稲田側の主催となります。

名称:2013年度前期早稲田大学雄弁会早慶新人雄弁大会
日時:平成25年6月22日(土)
会場:早稲田大学7号館321教室
主催:早稲田大学雄弁会
開会:10時00分

当会からは会内予選を勝ち抜いた五人の弁士が出場します。
たくさんの方のご来場をお待ちしております

(文責:伊藤)

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早慶新人雄弁大会会内予選

6月2日、江東区砂町文化センターにて、来る早慶新人雄弁大会に向けた会内予選を行いました。
当日は九名の一年生が弁士として出場、五名の本選出場枠を獲得すべく、懸命な説得活動を行いました。
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新歓合宿以来、各々会員との議論を通じて弁論の作成に励んでまいりました。その成果には目を見張るものがありました。
この予選ではそれぞれが懸命に審査員ならびに聴衆の理解を促していました。

審査の結果、本選出場弁士は

水野弁士
宇都木弁士
渡邊翔吾弁士
森内弁士
吉原弁士
の五名に決定しました。また補欠弁士として、阿部弁士が選ばれました。

本選の出場を決めた会員もそうでない会員も雄弁会の活動はまだ始まったばかりです。
今回の結果を噛み締め、より良い言説を発信できるように研鑽していって欲しいと思います。

また審査委員長の糸氏会員から「弁論とは何か」という話に始まり「優れた弁論とは」という実に有意義なお話をいただくことができました。
それぞれの一年生は糸氏会員の言説を自分なりに咀嚼し自分のものとして欲しいと思います。

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一年生

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集合写真

当日参加された皆さん、本当にお疲れ様でした。
一年生の今後の活躍に大いに期待します!

(文責:伊藤)

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東京大学五月祭記念弁論大会

去る5月18日、東京大学本郷キャンパス法22教室にて第9回東京大学五月祭記念弁論大会が開催されました。
当会からは新谷嘉徳会員が第四弁士、高野馨太弁士が第六弁士として出場しました。

新谷会員は「形のないモンスター」との演題の下、ワーキングプアおよび失業者問題について論じました。新谷会員は、働きたくても働くことができない、働けたとしても十分なお金が貰えない人々がいる現状を訴えました。そして
①準正社員枠の増設
②失業給付期間の拡大
の二つの政策を提言、ワーキングプア、失業者を就労によって救済するためにその機会を担保する社会の実現を主張しました。
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写真:明快な論理で説得する新谷会員

高野会員は「多極化の中で」との演題の下、中国の海洋進出により東アジア秩序が脅かされている問題について論じました。高野会員は、中国が東アジアに向けて進出しており、周辺諸国の領土を脅かし続けている現状を訴えました。そして
①武器技術の輸出
②武器輸出三原則の緩和
③周辺諸国との安全保障上の交流深化
の三つの政策を提言、パワーバランスを均衡化し、対話により信頼関係を醸成することで中国を行動規範の枠組みに取り入れ、東アジア秩序の構築を主張しました。
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写真:躍動感溢れる声調で訴える高野会員

結果は以下の通り。

優勝  明治大学   濱英剛弁士
準優勝 慶應義塾大学   鈴木涼平弁士
第三席  中央大学   西村宗晃弁士
特別聴衆賞  中央大学   西村宗晃弁士
入賞されたみなさん、おめでとうございます。

新谷会員、高野会員は惜しくも入賞はかないませんでしたが、両者共に力強い声調態度で終始会場を圧倒しておりました。

当日ご来場された皆様、主催された第一高等学校・東京大学弁論部の皆様、ご協力頂いた会員の皆様、誠にありがとうございました。
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(文責:伊藤)

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新歓勉強会

4月19日と23日には、新歓勉強会が開催されました。
雄弁会活動の中心である弁論と研究レジュメの模範発表が行われました。
模範弁論発表

19日は、糸氏会員による模範弁論の発表が行われました。
糸氏会員は「自由へ!」との演題の下、テロリズムが増加している現状を訴え、テロリズムを引き起こす価値観の押し付けについて訴えました。
西欧自由主義の自由の価値観を押し付けられた人々の葛藤を見出し、人々がかりそめの自由から逃避するためにテロリズムという形で死んでいくと説き、我々の認識に一石を投じました。
毅然とした声調態度と一貫した論理構成は新入生を大いに引きつけ、まさに模範弁士たるに相応しいものでした。
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質疑に対して毅然とした態度で回答する糸氏会員

模範研究レジュメ発表

23日は、中村会員による模範研究レジュメの発表が行われました。
中村会員は「ルールのわからないゲーム」と題された研究レジュメを基に発達障碍者について論じ、今後日本が取るべき発達障碍者を救うための政策論を示しました。
発達障碍者が苦しみ、救われていない状況が存在する論拠として
1,国は発達障碍者を救う理念を持ち合わせているものの、その枠組みや発達障碍者を発見する制度の整備が無い
2,発達障碍者への投薬できる薬品が18歳未満への投薬に保険で制限されており、大人の発達障碍者の診断・治療の枠組みが無い
3,価値観を相対化するギャング・グループの消失と同質性を重視するチャム・グループの肥大化により、個人としての異質さを認め合うピア・グループへの移行が進みづらくなった
ことの三つを指摘した上で、
1,学校期において、障碍のある学生のための特別な教育支援、サービスを提供する助けとなるIEPによる包摂
1-1,IEP実施のための別室登校制度
1-2,教員免許更新教習時における発達障碍についての教習の義務付け
1-3,自己肯定感の向上のためのSSTや行動の改善を図るABAの導入
2大人期において外来診療拡大による包摂
2-1,障碍者手帳の給付
2-2,診断可能な窓口の増設
2-3,18歳までしか保険適用できないメチルフェニデートを18歳以上でも投与できるようにすること
以上の政策を主張しました。
入念な現状分析や原因分析とそれらに立脚した政策論は、研究に対する中村会員の並々ならぬ熱意が感じられるものでした。
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理路整然と発表する中村会員

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両日とも、発表者と新入生との間で活発な質疑応答がなされました。
発表後には新入生と個別に議論がおこなわれました。

今回の勉強会で何かしらを得ていただけたなら、そして雄弁会の魅力を感じていただけたなら幸いです。
勉強会に参加してくださった新入生の皆様、ありがとうございました。

(文責:伊藤、高野)

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新歓説明会

4月10日、12日と16日に新歓説明会が開催されました。
当日はまず幹事長が会の紹介を行いました。
続いて雄弁会活動の2本柱である研究と演練について、それぞれの担当幹事より説明が行われました。pic_2013spring_shinkan_toujitu_1

演練について説明する井守演練幹事

その後は現役会員による個別相談と、新入生が抱く問題意識についての議論が行われました。
終了後のコンパでも活発な議論が交わされました。
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各回とも大勢の新入生にお越しいただきました。ありがとうございました。
次の説明会や、後に開催される勉強会や新歓合宿とイベントが続きます。
こちらも是非ご参加ください。よろしくお願いします。

(文責:伊藤)

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○新歓に関してのお知らせ○

新歓の日程が決定致しました。

・説明会  雄弁会に興味のある方は是非お越しください。
各回とも終了後にコンパを行います。
説明会に参加できない場合、コンパのみの参加も可能です。
その場合は本ページ末に記載したメールアドレスまでご連絡ください。
4月10日(水) 
学生会館W508
18:30~ 終了後コンパ
4月12日(金) 
学生会館W508
18:30~ 終了後コンパ
4月16日(火) 
学生会館W503
18:30~ 終了後コンパ

・国会見学 
国会議事堂見学を開催します。見学の後に雄弁会OBで参議院議員の荒井広幸先生にお話をいただく予定です。
集合場所:大隈講堂前
集合時間:4月19日(金)午前11時30分
当日の流れは、大隈講堂→早稲田駅→永田町駅→国会議事堂(見学)→参議院会館(荒井先生のお話を聴講)→解散(夕方)を予定しております。 皆様のご参加をお待ちしております! 是非お越しください!

・勉強会 
  現役会員による弁論・レジュメの発表を行います。
雄弁会が普段行っている活動を知る絶好の機会です。
こちらも終了後にコンパを行います。
新入生は無料ですので、是非お越しください。
4月19日(金) 弁論発表 
学生会館W508
18:30~ 終了後コンパ
4月23日(火) 研究レジュメ発表 
学生会館W508
18:30~ 終了後コンパ

・昼新歓 
昼休みに説明会を行います。夜の説明会に参加しづらい方は特に奮ってご参加ください。
4月8日(月)
4月17日(水)
4月24日(水)
いずれも学生会館(E521)にて12時25分から25分間です。
雄弁会の活動を知ることができますので、是非ご参加ください。

・新歓合宿 
  新入生が議論の土台を作り、自らの理念や問題意識を明確化する絶好の機会です。
新入生には弁論の発表を行って頂きます。
入会を少しでもお考えの方は是非ご参加ください。
日時:5月1日~5月4日
会場:軽井沢周辺
詳細については本ページ末の連絡先までお問い合わせください。

雄弁会への入会を希望される方への個別の相談も受け付けております。
平日は毎日早稲田大学学生会館内の会室(E512)に会員がおります。
合宿における弁論についてなど会活動全般について相談をお受け致しますので、お気軽にお越しください。

以上ご不明な点やご相談等ございましたら、以下の連絡先までお願い致します。

○連絡先○
報道幹事 伊藤直哉
admin@yu-ben.com

(文責:伊藤)

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幹事長インタビュー

上田2013年度前期幹事長にインタビューを行いました。インタビュアーは報道幹事です。

Q1 上田幹事長の生い立ちをお聞かせください。

 広島県三原市に生まれ、高校卒業まで三原で過ごしました。人口約10万人の地方都市で、造船、機械産業を中心とした工業都市として知られています。実家は鉄工所を経営しており、工場の騒音に囲まれて育ちました。工場に囲まれて育ったこともあって、世の中の動きは身近に伝わってきます。例えば円高で輸出産業に打撃と新聞に書いてあると、実際にその月は工場が稼働を停止し、工員が「不景気だ」とうめくわけです。そんなふるさとの最大の悲劇となったのは2008年のリーマンショックでした。地元だけで何件もの中小企業が一度に倒産し、何とかしようと様々な人々が必死に地域振興が図ったもののどれも上手くいきません。なぜウォール街と縁もゆかりもない三原でこんなにも多くの会社が倒産しなければならないのか、なぜ聞いたこともない海外の証券会社が失敗したために昨日まで田舎で元気に働いていた人々が今日は失業者にならなければならないのかと当時は大変に憤りを覚え、いつまでもこのままでは駄目だと焦りを覚えたのが高校の頃です。せめて大学時代は日本で唯一景気の良い東京で過ごしたいと考え、上京して一年間の浪人生活を過ごし憧れであった早稲田大学に入学しました。

Q2 雄弁会に入った理由と雄弁会の良さについて教えてください。

 このような経験から、社会問題に対して多少の関心がありましたので雄弁会の新歓に行ってみると、先輩にどんな社会問題を解決したいのか問われました。他にも様々なサークルを回りましたが、まず自分の意見を問われる場所は他にはなかったと思います。自らの「問題意識」を話すとその問題が何ゆえに問題であって、現在如何なる状態にあるのか、どの様な構造上発生する問題であるのか、他の問題と如何にして関係するのかと議論が進み、自分は何も知らないし意見と呼べるものを殆ど持っていないのだと衝撃を受けたのを覚えています。社会について誠実に考え、問題解決を真剣に主張し、どんな議論にも付き合ってくださる先輩の姿が輝いて見え、また、自分もそんなふうになりたいと思い、迷わず入会を決めました。今でも雄弁会で素晴らしい仲間に囲まれていることが非常に誇らしく思います。

Q3 どのような雄弁会にしたいか、意気込みと合わせて教えてください。

 例えば政府のつくる政策は理論上正しいのかもしれませんし、私たちが議論し研究して考える社会変革論もある問題の解決に貢献することは間違いないでしょう。ですが、現代社会において、いざ理論を実践に移したとき様々な干渉を受け頓挫してしまうことは珍しくありません。社会を創るのは政府だけではなく、当たり前ですが雄弁会員の考えだけが社会をつくっていくわけでも決してないからです。怪物の様に恐ろしく複雑になった世の中で、なお自らを信じて不撓不屈に問題の解決を試みるならば、理論が実践される現実の場に躍り出て、真正面から向き合ってゆくことが求められています。今期雄弁会では、実際に社会の中に生きる人々と議論し、現場の考え方を丁寧にときほどした上で、もう一度自分の考えを見つめ直してゆくことを大切にしたいと考えています。自らの狭い考えに妄執することなく、自分の考えが実際には果たしてどこまで通用するのか確かにしてゆくことが今期雄弁会の目標であると考えています。

Q4 それでは、最後に一言お願いします。

 「不撓不屈」この言葉を胸に活動してゆきたいです。

 以上です。ありがとうございました。

(文責:伊藤)

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新幹事団紹介

新幹事団紹介

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幹事長-上田隆太郎(法学部3年-中央)
副幹事長-平野真琴(社会科学部3年-中央右)
研究幹事-小林圭(政治経済学部2年-右から2番目)
演練幹事-井守健太朗(政治経済学部2年-左から1番目)
報道幹事-伊藤直哉(政治経済学部2年-左から2番目)
会計幹事-新谷嘉徳(文学部2年-右から3番目)
渉外幹事-高野馨太(法学部2年-右から1番目)
総務幹事-伊藤直哉(政治経済学部2年-左から2番目)
新幹事団が発足しました。
2013年度前期も早稲田大学雄弁会をよろしくお願い致します。
(文責:伊藤)