雄弁会の活動内容

入会を考えている方へ、雄弁会とその活動についてご説明します。

   

雄弁会とは 幹事長 力千寛

「わが早稲田大学雄弁会は経国済民の志を有する情熱と実践カとに溢るる学生の集まりであって、大隈老候建学の精神たる学の自由と独立とを死守し、雄弁技術の演練と理論の究明と社会的実践とを通じて、発展して止まざる日本国家並びに社会の進運に寄与せんとするものである。」

この文章は、雄弁会の軸である「会旨」と呼ばれるものです。雄弁会は、会旨をもとに各々が目標とする「雄弁家」を目指し、「演練」・「研究」・「実践」という三つの活動原理によって、自由に活動を行っています。

「演練」とは、弁論作成を中心に自身の演説技術を磨くことを指します。雄弁会は昨年度、12の弁論大会で入賞させていただきました。

「研究」とは、会員の知見を本や議論を通じて深めることを指します。各会員の多様な興味分野に合わせて、研究会が設置され、現在は「公共政策研究会」、「国際政治研究会」、「社会学研究会」、「弁論研究会」の4つの研究会が行われています。また、各会員が自身の興味分野の勉強会を開くこともあります。

「実践」とは、演練で鍛えた技術や研究活動によって得られた知見を生かして、実際の社会で様々な取り組みを行うことです。例えば、研究会で学んだ社会学の知識をもとに現場に足を運んでみるといったことです。

このような情熱と実践力に溢れる学生の集まりこそが、「雄弁会」ではないかと思います。

   

弁論と演練について 前演練幹事 吉冨一郎

弁論は、演説の一種であり、言論によって聴衆を説得することを目的としています。自らの問題意識を自らの言葉で発表するものです。

弁論作成において重要な役割を果たすのが演練です。演練とは、問題意識に基づいて多様な知見と自身の考えをまとめ、弁論という形で発信し、他者からの反応に基づいて修正を繰り返すものです。演練を通じて、自身の考えを論理的に構成し、また聴衆に理解してもらうための表現方法を磨きます。

弁論大会は、弁論を披露する場です。野次や質疑があることが大きな特徴のひとつです。首都圏を中心に複数の大学が主催・参加し、年に約10回開催されます。基本的に各大学から1名の弁士(出場者)が選出され、聴衆をいかに説得できるかを競い合います。

大会によって審査方式が異なるのも特徴の一つです。主な審査方式としては、審査員制、学生審査員制、聴衆審査員制などがあります。

雄弁会では、毎年11月の早稲田祭の日に大隈杯争奪雄弁大会を開催しています。

昨年度の弁論大会の様子

    

研究では何をする? 前研究幹事 松井孝央

雄弁会では、研究活動も精力的に行っています。研究会や勉強会を通し、各会員の知識・知見・考えを会に還元し合い、議論を通じてそれらをより深めていく場が、雄弁会にはあります。インプットとアウトプットの両方を高いレベルで行っています。

現在、「公共政策研究会」「社会学勉強会」「国際政治研究会」「弁論研究会」の4つの研究会があります。これらの研究会では週1の頻度で活動し、本の輪読、レジュメ発表、ディスカッションを行います。

また、各会員が自分の興味分野についての勉強会を開き、会全体の知識を深める活動も行なっています。「5G勉強会」「イスラエル・ハマス勉強会」「環境政策勉強会」「政治資金勉強会」など、文理も分野も制限ないのが最大の強みです。また、月に一回の頻度で外部講師をお呼びした勉強会も行っています。元国会議員、官僚、新聞記者などの方々を今までお呼びしました。

このような活動で会員はあらゆる分野についての知識と考えをつけています。この研究の輪に入りたい方は、ぜひ雄弁会に来てください。

OBをお呼びした勉強会の様子

    

実践活動とは? 前実践幹事 船田大翔

雄弁会は、上記にある会旨の下で活動しています。

会活動は演練・研究・実践の三つを活動の柱とし、実践活動はその柱の一つです。また、雄弁会会旨の「社会的実践を通じて」という部分に対応しています。

具体的には、外部講師の方を招いた勉強会・講演会、議員インターン、全国各地でのフィールドワーク、街頭演練などを行っています。

あらゆる実践活動は、演練・研究といった実践以外の会活動と密接に結びついています。各会員の情熱と会内での演練・研究を、実際の社会と繋げること。それが雄弁会の実践活動です。